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Listenは「耳を傾ける」ではない!HearとListenの本当の違いを知ってますか?


どっちも「聞く」だけどニュアンスが違うもの

hearもlistenも、どちらも中学校で習う基本的な動詞ですね。ただ、初めてこれらの動詞を知った時点で「何が違うのか」という疑問が生まれる人も多いのではないでしょうか。ネイティブに聞いた本当の違いについて見ていこうと思います。

Listenは「耳を傾ける」ではないの?違います

違いますというと強すぎますが、結果として「耳を傾ける」という意味になることが多いだけであり、意味としてはこの限りではないのです。以下の二つの文章を考えてみましょう。

I hear the music.

I listen to the music.

この違いとして、よく出てくるのは、「何となく聞いているか、集中して聞いているか」と言われることが多いですよね。ただし、

この説明は結果的なもの

であって、原義はこの通りではありません。

2つの具体例から考えるHearとListenの根本の違い

親が子供を怒ってる状況ではどっちを使うか

子供が親に怒られている状況を考えてみてください。その時に子供がおもちゃで遊んでいたら親は

Listen to me, stop playing!!

としかるでしょう。

部下が上司を説得する状況

部下が企画書の説明をしている時に上司がうわの空で携帯でメールを打っていたらどうでしょう。

Could you please listen to me?

というでしょう。

Listenは「耳を傾ける」ではなく…

上の2例から感じられることとして

聞きながら何かを同時にしている状態はlistenではない

ということです。この点、ネイティブの同僚に聞いた話を紹介しました。同僚の説明によると、一般的に

Listen ≒ hear something without doing anything

とのことです。もちろん、何かしながらListenをするのが可能な人もいるようですが、意識の90%が聴覚に行っている場合にListenを使うとのことでした。

使い分けると細かい描写も可能に

例えば、以下の2つの文章

I always hear the music when I ride on a bicycle.

I always listen to the music when I ride on a bicycle.

では、かなり意味が変わってきますよね。後者の文章を言ったら前者と比べて「危ないからやめなさい」と言われる確率があがるでしょう。こういう使い分けを意識しながら英語の小説などを読んでみると、微妙なニュアンスの違いを感じられるかもしれません。

こういう違いから英語の特性を理解するのが上達の王道

HearとListenの例で言うと、日本語だと「なんとなく聞く」とか「注意深く耳を澄ませて聞く」などのように「聞く」に何かを付け加えて表現することが多いですが、英語の場合は単語のもつニュアンスで表現しています。これが言語間の大きな差の一つでもあるので、ネイティブが使っているような英語の感覚を上達させる上で意識すべき点です。

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