聞き取れないとごまかしのきかない英語のビジネス
外資に入りたての頃に本気で困ったこと、それが
会議で英語が聞き取れなかった後で意見を求められて何も言えなかった
自分の歓迎会の飲み会で世間話についていけず楽しんでないと思われた
ことでした。これは本当に困りました。聞き取れないことに対して意見を求められても、聞き取れていないので、まともなことは何も言えませんよね。
参考記事：英語が聞き取れないのは当たり前？
外資では日本企業以上に自分の意見をしっかり持つことを重要視されるので、英語の聞き取りに難があると本当に困ります。また、ビジネスでは隣で話していることを部分的に聞き取って自分に関係ある会話だったら参加することが重要なのは日本語でも英語でも変わりません。しかしながら「聞くぞ」という姿勢じゃないと英語を聞き取れない場合、不可能です。
英語だけに集中しなくても他のことをしながら英語が聞き取れるようになる必要があります。
聞き取れない3つの理由と克服方法～これで95％は解決
英語の発音をしっかり理解できていない：60％
⇒解決策はシャドーイングで自分の発音を上達させること。
参考記事：シャドーイングの方法
発音がきちんとできない人は、これが原因の可能性が大きいです。正しい発音を理解していないと、耳が音を認識できないことが多いです。その場合、英語ではなくて単なる音、雑音と同じです。考えてみると
日本語は音に慣れているので一生懸命聞かなくても自然に話が頭に入ってくる
ことがありますよね。しかし、英語の場合にはそうはいきません。頑張っても聞き取れないこともあります。理由の1つは、
一生懸命聞き取ろうとしても英語が聞こえないのは耳が英語の音に慣れていない
ため。当たり前ですが、慣れが理由です。ではどうしたら英語の音に慣れることができるのか。「ひたすら聞きまくる」こともいいのですが、効率が悪いです。リスニングというのは受動的な姿勢です。能動的な取り組みとしてすすめたいのは、
自分でも英語の音を出せる＝正しい発音ができるようになる
ことです。耳を慣れさせるという方法よりも発音を習得した方が結果的にリスニング上達も早いです。
自分の口で作り出せる音が聞き取れない、リスニングできないということは滅多にありません。
発音の学習がリスニング上達のアクセルになります。そして、シャドーイングによって英語の発音は短期間で習得できるので、リスニングに集中して学習するよりも発音を先にやってからリスニングをやった方が全体として短期間で発音とリスニング、両方を上達できます。
話し手のアクセントが強くて聞き取れない：20％
⇒いろいろなアクセントを聞きまくる勉強法で解決可能！
この悩みを持つ人は正しい発音を身に付けていて、一般的な発音の英語なら大体問題なく聞き取れる人だと思います。次のステップですよね。その場合、英語字幕で英語を見る勉強法で多くのアクセントに耳がなれるようになる方法が最も気軽にできる解決策でしょう。
少しハードルがあがりますが、オンライン英会話で「多様なアクセントを聞き取る」ことを課題としてあげている、世界15カ国以上の講師を揃えているベストティーチャー(Best Teacher)
を試すのもかなりいいでしょう。特に、外資系にいると色々な人種の英語を聞くことが多いですが、アクセントが強い英語は聞き取りづらいです。これはネイティブからしても同じようです。
ただし、正しい英語の発音を理解した後であれば、慣れで何とかなります。
これはネイティブスピーカーは、アクセントの強い英語であってもきちんと聞き取っています。そして、ビジネス英語ではアクセントの強い発音でも全てを聞き取る必要があるので、いつか超えるべき壁ではあります。まとめると
正しい発音が聞き取れる延長線上にアクセントの強い英語の聞き取りがある
ので、結局は正しい発音を身に付けて正しい発音を聞き取れるようになることが近道です。正しい発音を聞き取れる人はアクセントが強い英語でも聞き取れます。外資系にいるアメリカ人やイギリス人、オーストラリア人は、多少のカタカナ英語でも正しく聞き取ってくれます。
ネイティブが使う表現に慣れていない：20％
⇒英語耳を鍛えて正確に聞き取って正しいスペルを書きとって後で調べるしかない！
日本語でも慣用表現があるように、英語にも独特な表現はあります。言い回しなどもそうです。大きくくくるとボキャブラリーということです。このボキャブラリーを増やすことについては、特効薬はありません。しかし、
正しい発音を把握できていれば話し手の話したことが書き取れて後で調べることができます。
そのため、この原因は発音をしっかり学ぶことで克服できます。
克服する順序で英語学習の効率が大きく変わる…まずは正しい発音から
繰り返しになりますが、発音を身につけることはリスニング学習を加速させます。先にリスニングに集中するのではなく、
リスニングは後回しにして先に発音に取り組んだほうが、結果的にリスニングが楽になります。
また、勉強時間を同じくして発音もリスニングも上達することができるので、効率がいい勉強法です。
正しい発音を効率よく身につけるために
発音は短期間で身につけられます。が、適切な勉強法を選ぶ前提での話です。そのための勉強法として管理人が推奨しているのは、シャドーイングです。シャドーイングを1日30分、1ヶ月繰り返してみてください。劇的にリスニングと発音が上達します。
1ヶ月後には正しい発音の80％はカバーできているはずです。
参考記事：シャドーイングに向いている教材
| 管理人推奨!ビジネスレベルまで最短で到達する英語習得手順
1. 英語初級～中級は適切な教材を使ったシャドーイングで発音&リスニング 2. シャドーイング後は映画を使ってネイティブの表現に慣れる 3. ビギナー向けオンライン英会話(ビギナー向け) を使って話す練習 4. ビジネス・上級者向けオンライン英会話(ビジネス・上級者向け) を使って話す練習 |
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