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文法はビジネス英語でどの程度大切なのか
ズバリ、今回については
文法はビジネス英語でどの程度大切なのか
ということについて考えてみましょう。
文法が間違えていると意味が通じない?
文法がどの程度大事か、ということを考える時には自分が話すことと書くこと、つまり
スピーキングとライティング
にわかれると思います。それぞれ別に見てみましょう。
ビジネス上の会話、スピーキングでは間違いもOKなことが多い
結論としては、スピーキングについては、多少の文法間違いでは、そんなに問題ないことが多いです。もちろん間違えない方がいいんです。ですが、外資に入ったばかりの頃に
会話で文法の間違いが原因で理解できないことはない
ということをアドバイスされたことがあります。もちろんNOTがあったりなかったりしたら問題ですよ。簡単な例文ですが、
例文A : I ask you do this now.
例文B : I ask you to do this now
というのは、文法的には明らかに例文Aは間違いですよね。しかしながら、こういう間違いをしても全く問題になりません。聞いている相手が気づくことはありますけど、理解してくれます。
この理由のひとつに、機能語と内容語の発音の特性にも関係していて、上の二つの例文に関しては、toというのは機能語で小さい声での発音になるので、聞き手がそんなに気にしていないことがあるからです。
メールや書類などライティングは間違いに気を配るべき
一方で、ライティングに関しては注意が必要です。上のように文法的な間違いをすると、知的レベルを低く見られて、なめられることもあります。というのは
読み返して確認しても間違いに気づかない程度の言語レベル
と見る人も結構いる、ということを同僚に聞きました。言われてみれば最もなことではあるので、納得はできます。
特定の表現は文法が違うと意味が変わるので注意
受験英語などでも結構出題されますけど、例えば
例文C : I stopped to eat.
例文D : I stopped eating.
は明らかに意味が変わります。こういう点については、スピーキングの際にも注意が必要です。が、しかし、よほど判断が難しいことを話していない限り、こういう違いもある程度は文脈で判断してくれることが多いようです。
文法の練習のコツを考える~初級編
例えば日本語を話すときに「文法的に…なら正しい、だから文を組み立てる時に~」というように考える人はいないでしょう。
英語でも同じで、よほど複雑なことを話すときはネイティブですら文法構造とか、どう言ったら伝わりやすいかなどを考えるようですが、何も考えずに話すことが多いです。
なので、文法を練習しようという発想よりも、文法的に正しい、意味の通る英語を何度も読んで、自然な英語の流れを習得するというのが初期の勉強法にとっていいでしょう。
そんための方法としてはシャドーイングは優れた勉強法だと言えます。また、字幕を見ながら英語の映画をひたすら見るのも楽しい勉強法として優れています。
文法の練習のコツを考える~中上級編
文法的に正しい文章の読み込みというのは、いわば英語を正しく話すための「インプット」の練習にすぎません。次はアウトプット、つまり話す練習が必要です。
英会話スクールなど、いろいろな手段がありますが、コストパフォーマンスがいいのはオンライン英会話でしょう。
無料でお試しレッスンをやっているオンラインスクールは多いので、抵抗がある人も、まずは無料お試しレッスンをやってみるといいです。
全部試してみたあとで、雰囲気がよかったり、何か気に入ったところでオンラインレッスンを開始するのもいいと思います。
また、英語を今後使う目的がはっきりしている中で、オンライン英会話をはじめることを考えている場合、特にビジネス目的であれば管理人の推奨するのはベストティーチャーです。
理由などは別の記事にまとめてありますが、ビジネス英語で大事になる
「どんな発音も聞き分けられる」
「ビジネス英語専用のコースがある」
「ビジネス英語で必須になるライティングの添削をやっている」
ことが、主な理由です。
管理人推奨!ビジネスレベルまで最短で到達する英語習得手順
1. 英語初級~中級は適切な教材を使ったシャドーイングで発音&リスニング 2. シャドーイング後は映画を使ってネイティブの表現に慣れる 3. ビギナー向けオンライン英会話(ビギナー向け) を使って話す練習 4. ビジネス・上級者向けオンライン英会話(ビジネス・上級者向け) を使って話す練習 |