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日本語⇔英語が直接できない表現:ビジネス英語の語彙力
日本語にあって英語にない表現
日本人が英語を学習していて困るのが、日本語にはあるのに英語にない表現、しかも結構頻繁に使うような表現を、どうやって英語に直すかということです。管理人も外資系で働き始めた頃はとても悩みました。例えばですが、日本語でよく使う表現
まだ、資料をよく読んでいない
この表現、特に「よく」の部分は結構な曲者です。carefullyではないし、deeplyでもないし…実は全くもって対応する表現はありません。ではどうやって表現するのか。それは
I just received the document.
ちょうど資料を受け取ったばかりだ
もしも軽く目を通したことを強調したいのであれば
I just browsed the doc.
さっと見た
どちらにせよ「よく読んでいない」というニュアンスは同じなのですが、表現方法は違います。大きな違いとして、日本語は「否定文」ですが、英語では「肯定文」ですね。
英語にあって日本語にない表現
日本語では特に可能性の大きさに応じて「たぶん」の単語は変わりませんが、英語ではmaybe, perhaps, probablyという違いをはっきりと区別します。
他に大きなものは過去形です。よく外国人から言われるのは「日本語は過去形が文法的に1種類だから、昔の話を聞いていると混乱する」というものです。
直接変換できない表現を練習:ビジネス英語の語彙力
1文だけの日記を書いてみる
ちょっと空いた時間、電車の中などで、その日あったことを英語に変換する練習を、1文だけ限定でする練習は、ボキャブラリーを広げていくのにはいいです。日本語から英語に変換する過程で「この表現ってどう言うんだろうか?」と思うことって結構あるので、その都度ちょっと考えてみるのは、いいトレーニングになります。
慣れてきたら採点もしてもらう
頭の中で英語を日本語に直す練習に慣れてきたら、実際に短文でもいいので書いてみて、ネイティブに採点してもらうといいです。書いた本人は正解だと思っていても、ニュアンスが変だったり、文法的には正しいけれども古すぎて今は使わない表現だったりします。作文採点サービスのあるオンライン英会話もあります。ビジネス英語ではライティングもかなり重要なので、合わせてトレーニングできればビジネスレベルの英語力に1歩近づきます。
ボキャブラリーのストックを作る勉強:ビジネス英語の語彙力
ネイティブが話している会話をたっぷり聞く
映画を英語で見ることを通じてネイティブの自然な英語を聞くという方法は、楽しくボキャブラリーを増やしていって自然な表現を身に付けられます。特に最近の映画を見ると「流行り言葉」や「若者言葉」のようなものから「ちょっとキザな言い回し」などの幅広いバラエティーに富んだ、そして自然な表現を身につけられます。
実際にネイティブと話す
インタラクティブであるのが結局のところは最高の方法です。どうやって言えばいいのかわからない時に、多少遠回りでも状況を説明すれば
maybe you wanna say…
のように言いたい表現を教えてくれることも多いですし、ネイティブが使う表現を通じて勉強になることもとても多いです。
ネイティブと話す機会がない場合にはオンライン英会話を使って会話する機会を作ってみてください。繰り返しますが、インタラクティブにコミュニケーションを取ることは、ボキャブラリーも含めて総合的に英語力を高めてくれますし、何より楽しいです。
管理人推奨!ビジネスレベルまで最短で到達する英語習得手順
1. 英語初級~中級は適切な教材を使ったシャドーイングで発音&リスニング 2. シャドーイング後は映画を使ってネイティブの表現に慣れる 3. ビギナー向けオンライン英会話(ビギナー向け) を使って話す練習 4. ビジネス・上級者向けオンライン英会話(ビジネス・上級者向け) を使って話す練習 |