オンライン英会話は使っちゃダメ?やめたほうがいい?

オンライン英会話を使ってはいけない人とは？

英語はアウトプットの量が大事ですし、アウトプットしないことに英語が話せるようにはなりません。外国人と英語で話す方法としてオンライン英会話は手軽でリーズナブルな方法ですが、ちょっと待ってください。
オンライン英会話は誰にでもすすめる方法ではありません！
実際に、どんな人はオンライン英会話を始めない方がいいか考えてみましょう。とても有効な方法であるオンライン英会話ですが、下手に手を出すと、お金を無駄にすることになってしまいます。

①文法の基礎が足りない場合

最低限の文法の力がない場合、そもそも会話になりません。相手が何を言っているかもわからず、こちらも何を言っていいのかわからない。この状態では会話として成立しません。最低限の文章の作り方を知らないというのは、いってみれば
ルールを知らないでゲームに参加するようなもの
なので、確実に時間もお金も無駄にしてしまいます。

では、最低限の文法の知識というのはどの程度なのでしょうか。答えは、中学校の教科書にでてくる英語の文法の知識レベルです。最低限そこまでカバーしていれば、会話として成立する文章を組み立てることができます。

②英単語が頭に入っていない場合

文法、つまり英語で話すためのルールを知っていても、その構成要素である英語の単語を知らないと、これもまた会話が成立しません。なので、
オンライン英会話を始めたとしても効果がうすいです。
会話が成り立つ程度の英単語の量というのは、こちらも中学校卒業程度の数です。中学校の教科書に載っている英単語が全て頭に入っていると日常的に必要な会話はできる場合がほとんどですし、オンライン英会話をはじめるためのスタート地点には十分たっています。

英単語を覚えるための勉強法

中学校程度の英単語を学ぶために単語帳を買って…というのも方法としては悪くないでしょうし、今ではスマホアプリなんかでも単語にフォーカスしたものもあると思います。しかし、せっかくなので単語、リスニング、スピーキングは同時に学習してしまいましょう。シャドーイングという勉強法を使って、その時出てきた英単語を全て頭に入れてしまえば十分です。

一般的に、英単語の学習は単語学習のみにフォーカスするのではなくて、他の学習法と並行してやった方が効率もいいですし、実際に頭の中に残ります。

③英語は読めばわかる、けど聞き取れない場合

オンライン英会話を始めて比較的多いのが、文法も単語も知っているけれど、発音とリスニングがうまくできなくて挫折するパターンです。講師も既にそういうケースを学んでいて、ゆっくり話すなどの対策を取ってくれたりしますが、正直始める前に耳を鍛えておきたいです。そうすれば英会話のやりとり、キャッチボールのために時間を費やせますし、それが最も効率がいいです。

シャドーイングで事前に耳を鍛える

シャドーイングはこのサイトで１番といっていいほどに推している勉強法ですが、リスニングの力とスピーキングの力を一気に伸ばすのに、これ以上に効果的な方法はないでしょう。シャドーイングで耳と口の訓練をして、そこから会話の練習に入ると効果的ですし、挫折せずに最短経路で英語の学習をすすめられます。

文法、英単語、リスニングの後に実践がある

最初から無理やり会話をしてみて、その中でもがいてなんとか力をつけるというのも一つの方法ですが、正直効率がよくありません。お金がかかる勉強法ならなおさらです。ルールを知って訓練をしてからの方が明らかに効果的にオンライン英会話を使えます。