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考えている内容を細かく区別して伝える
英語には日本語にない動詞による区別がありますが、その中の一つで、なかなか大きなテーマとして「考える」を表現する動詞があります。中学校などで習うのはthinkが一般的ですが、その他にもいろいろな種類があります。その中でbelieveの使い方をthinkとの対比で見ていきます。こういうちょっとしたニュアンスが使いこなせると、かなり英語の雰囲気を出せます。英語の映画を見ていてもニュアンスがわかるとより深く内容を理解できたりします。
ネイティブに聞いたthinkとbelieveの違い
まずネイティブにthinkとbelieveの違いを教えて欲しいと伝えたときに返ってきた内容は
I think is just opinion. Believe is something you consider to be true.:ただの考えがthinkで、何か正しいとかそういうことを考えてる時に使うのがbelieve
と教えてくれました。つまり正しいとか正しくないとかに関する自分の意見を言う時にはbelieve、一般的に考えを言うときはthinkなんですね。例えを使って説明してくれました。
I think pizza is delicious.:ピザはおいしいと思う
これは正しいとか正しくないとかではなくて個人の意見なのでbelieveだと一般的には変になるみたいです。また
“I think vampires are real.” is same as “I believe in vampires.”:(thinkを使った)吸血鬼はいると思う、というのは、吸血鬼の存在を信じてる、というbelieveを使った表現と同じ意味
So believe is something you think is truth. It can work like “think”. Think is wider range, since it is opinion:つまりbelieveというのは、真実だとthinkしていること。thinkのような働きができる。考えであるという点で、thinkはもっと広い意味で考えてること表現するもの。
とのことです。
thinkの一部がbelieveになる
今までの内容でわかるように、thinkの一部がbelieveになるわけです。そのため、believeを使った文章はthinkで置き換えられますが、その逆は必ずしもなりたちませんね。
“I think it is true.” Is same as “I believe it.”
とも言ってました。これは日本語訳にするとどちらも「私はそれが正しいと信じる」となってしまい違いがわかりませんが、今までの説明を踏まえた上で、英語だと明確に違いますね。そして個人の考えをbelieveを使って言う表現、次のものは意味不明とも言っていました。
I believe pizza is delicious.
こちら、日本語訳を付けると「ピザが美味しいと思う」になるのでしょうが、正しいとか間違いというのはなくて、個人的な価値観によるものなので、全く意味をなしません。こういう正解のない内容の前でbelieveを使う場合、あの店のピザはおいしいと評判だけどきっとそうに違いないと思うよ、みたいな意味になるとのことで、かなり意味が変わってきますね。
You can’t use believe for opinion, only for true/false statement:意見を言うのにbelieveを使うのは変で、正しいとか間違ってるとかを言うためのみに使うんだよ
とのことですが、ここまでの説明で何度も強調されてることですね。
Believe can also be something you know. Like the phrase “I believe so.” Just means “I know.” Usually.:または何か知ってることにもbelieveは使えるよ、例えばI believe soってのはI knowと同じように普段は使える。
これはあまり使ってるのを聞いたことがなかったので、ちょっと新しい表現でした。
2つの「思う」thinkとbelieveの違いのまとめ
But when talking about other opinions like food or things you like it sounds weird, so don’t use unless it refers to true/false statement.:でも、食事とか個人的な好みとかにbelieveを使うのはすごく変な感じになる、だから正しいとか間違ってるとかを言う時以外には使っちゃダメ。
これまでの例でもわかる通りで、正しいとか正しくないとかの判断ができないことには使わないのがbelieve ですし、個人的好みには正解がないので使いません。
Believe is for the opinion which can be black or white:白か黒かはっきりするようか考えにbelieveは使われるもの
これが結論ですね。この記事の中で説明に使用した例を見ていただくと、全てはこの基準に基づいています。
I don’t think there is anything in between believing or not believing. You either believe person is innocent or not. Real or fake. Nothing can be inbetween. So black or white idea.:believeを使用する場合、中間な部分はない。無罪か有罪か。真実か嘘か。何一つとして中間ということはない。だから黒か白かということ。
こういうことを理解して、believeの文脈でバシっと使えると相当英語もこなれてきますね。
ニュアンスを学んでから見るとさらに深く理解できる英語の映画
個人的には映画での英語学習をはじめとする映像をみながら英語を学ぶことは楽しみながら学習できる最高の勉強法と思っていますが、こういう小さいニュアンスが理解できてくると、より深い文脈まで汲み取れるようになります。今まで何が面白いのかわからなかったようなことがわかるようになったりすると、自分が成長した気分も味わえて(実際成長しています)成果を感じられて楽しくなりますよ。
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