外資の仕事に必要な英語のレベルの目安①実践ビジネス英会話

外資系ではどのレベルの英語力が必要か？

外資系で働くことを考える上で、どうしても外せない英語力。「実際のところ、英語力ってどの位必要なのか？」と迷うことも多いでしょう。その一つの答えとなりうるのが、こちらです。

AMAZONのレビューを見る

「実践ビジネス英会話」が外資の英語の目安となりうる理由

外資で働いていて、この本が素晴らしいと改めて思いました。

CDの音声の、スピードと抑揚がとてもナチュラル

一般的に、人は興奮すると早口になりますし、言いにくいことは声を小さくしますが、それは英語でも同じことです。その様子が比較的よく出ていることがいいです。また、仕事では考えながら話すことも多いですが、仕事中に英語で話す際のそういうニュアンスもよく出ています。

表現がビジネスライクで丁寧

スラングちっくな英語が出てこない上に、本に出てる表現がどの程度丁寧なのかという解説もあるので、この本できちんと学べばフォーマルな英語とカジュアルな英語の使い分けも勉強できます。

ビジネス英語で使う表現がたくさん

一度聞けば「なるほど、そういう言い方をするのか」という表現って言語を学習しているとよくであいますよね。ビジネス英語のそういう表現がたっぷりでてきます。例えば「約束を頂いて参りました」をappointmentやpromiseを使わずにフォーマルに言う方法、主語を省略して確認する方法など、仕事をしていてよく出会う表現が頻出しています。

シチュエーション毎の表現がたくさん学べる

商談、会議など、シチュエーション毎に5つのチャプターにわけられており、その中にいくつかのトピックがある形式になっています。5つのチャプターが完全にビジネスのシチュエーションで、それぞれの場面に適している英語が学べます。

「実践ビジネス英会話」は丁寧すぎる部分も

こちらの記事やこちらの記事でも似たようなことを書いていますが、CD音声が実際に会社で聞く発音よりきれいで丁寧です。

CDの発音がきれいで聞き取りやすい

これはいい面も悪い面もあります。スピードは早いですが、発音がきれいなので実際に仕事中に聞いているより若干聞き取りやすいです。逆に言うと、このCD音声が聞き取れるようにならないと会議などでは非常に辛い思いをします。

CD収録音声に雑音がほとんどない

例えば街中で話すと雑音が混ざって聞き取りにくいということもありますが、そういうのは特に混ざっていません。この点も現実より聞き取りやすい点です。

金融用語が比較的多いことは問題ではない

舞台が証券会社なので「ブロック取引」など、一般的には知られていない専門用語も出てきます。しかし、その意味を理解していないと話がわからないような内容ではないので、特に気にせず「そういう名詞もあるのか」と思っておけば特に問題になることはありません。レビューで、この点を気にしている声を見かけますが、気にしないでいいと思います。むしろ知らない単語でも聞き取れる必要があるので、そういう練習にはなりえます。

外資のビジネス英語を知る本当にいい教材

ビジネスに特化した表現の多様さ、CD音声のスピードの早さ、話している時に早くなったり遅くなったり、時に声が小さくなったり大きくなったり、そういうリアルな点を学ぶには素晴らしい本です。特に外資系に興味がある人にはオススメです。

シーン別 本当に使える 実践ビジネス英会話(CD付) (CD BOOK) AMAZON 新品価格 ￥2,052から

参考:使える学習テキストなどをまとめています。

こちらのページに英語学習に使えるテキストなどを適宜アップしてまとめています。