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canとcouldのニュアンスの違いは、現在と過去だけじゃない!


現在形におけるcanとcouldの違い

You can do it.
You could do it.

このニュアンスの違いを説明できる人、幼少期に英語圏で住んだことがない人だと少し厳しいかもしれません。日本の学校ではcanを過去形にするとcouldにあなるというように教わることが多いですが、それだけではありませんし、それ以外の場合の方がよく使われます。

ネイティブは結構頻繁にcouldを現在形に使います。もちろん意味やニュアンスはcanとは違うものです。その1例として敬語的な丁寧表現に使われるcouldがあります。ニュアンスをどうやって使い分ければいいのかをネイティブ数人に聞いてみて、その内容をまとめてみました。

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100%の状況下で使うcan

基本的にcanを使う場合は、何かの事象が起こりうる条件が100%整っていて、その条件を基に可能か可能じゃないかを表すと思っていいでしょう。有名なセリフですが、オバマ大統領の「yes we can」は、物事を成し遂げる条件が100%整っていて、かつ自分たち「we」にそれを行使する権利、または力が100%あることを強調して使われています。技術的には可能、物理的には可能、あとはやるかやらないかを判断するだけ、といった感じでしょうか。

canとcouldのニュアンスの違いは、現在と過去だけじゃない

条件が整っていない場合はcould

権利や力などの条件が不足しているものの、可能性があるときにはcouldを使います。

Can you please come to my office?
Could you please come to my office?

この場合、同じ意味の問いかけに対して、canは条件、権利などが全て整った上での疑問になるので、弱い命令もしくはフランクな言い回しとも捉えられます。つまりニュアンスとして
条件が整ってるのをしってるぞ、あとは君がやるかやらないか判断するだけだ
という意味を込めることができます。一方でCouldの場合は、

If you are not busy, could you please come to my office?

のように、前に何かしら100%可能とは言えない条件がくっついてる場合に使われることが多いです。つまり不確定要素があります。不覚的要素があってわからないので、質問系になると丁寧なニュアンスが加わります。「技術的、物理的などの条件が揃っているかわからないけれども」という前提がある質問になるので、1歩引いている感じは見受けられると思います。

canとcouldの違いをまとめると…

canはする能力や力があり、それを妨げる障害とか条件がないのでできる場合に使います。一方で、couldの場合は、どこかの部分が不足している、もしくはその可能性がある場合に使われます。可能性や制約条件によって使い分けが行われるのです。単純に過去形と現在形だけではなく少しだけニュアンスを込めた英語を話せるようになります。

ニュアンスを学習する英語勉強法

こういうニュアンスの学習については、英語で映画を見るのは楽しみつつ学習できる方法です。他にもネイティブと話しながらニュアンスを学ぶ方法としてオンライン会話の活用も便利です。

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