時事ネタ「脱法ハーブ」関連の英語表現
脱法ハーブ関連のニュースが賑わってますが、この話をまさに同僚としたので、関連表現を紹介します。スラング的な動詞まで教えてもらって、更にそのスラングを応用したジョークも公開しましたので、知っておくとこなれた英語に近づけますよ。
英語で「麻薬」は細かくわけている
そもそも「麻薬」という表現について、ネイティブから「日本では麻薬っていうけど、英語ではそれぞれの名前をちゃんとわけていうんだよ」と言っていました。ここでは全てを紹介しませんが、少なくとも「ハーブ」とは言わないようです。実際、英語でハーブと言ったら通じなかったです。
synthetic cannabis
syntheticという単語は「合成の」という意味であり、要するに「人工的な」という意味を表します。そしてcannabisは「大麻」です。なるほど、ハーブとは言わないけれども、「人工的に作った大麻」というんです。
chemical substances
同僚的には「synthetic cannabis = chemical substances」とのことで、つまり「化学的に調合した物質」ですよね。ちなみに「マリファナとかと違って、自然にそもそもあったものじゃないし、今まで使われたことがないから、そんなものやったら脳みそにどんな悪影響を与えることか…」と言ってました。
law-evading, loophole
法律を避けたという意味の「law-evading」とか、法律の抜け穴という意味の「loophole」を形容詞として使う方法もあるようです。
legal, illegal = 「合法」「非合法」
もちろん、これらのスタンダードな表現も覚えておいた方がいいですよね。ちなみに、同僚に「脱法ハーブ」を説明するときに
The drugs like marijuana, but which is between legal and illegal, I mean gray-zone-drugs
と伝えました。
「何かを内緒で混ぜる」というスラングな動詞
同僚が使った動詞で、聞いたことがないものがあったので、意味を聞いてみました。
spike
例文いってみます。
He spiked her drink.
これで「彼は彼女の飲み物に(彼女には知られないように)何か悪いものを混ぜた」という意味になるようです。この動詞を使うと「相手にばれないように」「何か悪いものを」ということが暗示されるようです。何を混ぜたかを明示するには、withを使うようです。そこで、聞いてみました。
Can we say ‘ I spiked my kid’s juice with medicine, because he didn’t like that.’ ?
すると「それはある意味面白い冗談になるよ」とのことです。
犯罪の匂いのする動詞
このspikeという動詞は「犯罪になりうることをする」という意味も暗示するようなので「子供が薬が嫌いだからジュースに混ぜた」というと、ある意味ウィットに富んだ面白い表現になるそうです。
ちょっとしたスラングを使いこなすとナチュラルな英語に
やはりカタカナで表現されているものの中には、根本的に通じないものがありますよね。今回は「ハーブ」がそうでした。また、完全にスラングではありますけど、面白い動詞も知ることができました。こちらの記事で、こういう表現がたくさん載っているにも関わらず、ビジネス英語にも役立つ面白い本を紹介していますので、よろしかったらご覧下さい。またこちらの記事ではネイティブと10時間英会話をする方法を紹介しています。
管理人推奨!ビジネスレベルまで最短で到達する英語習得手順
1. 英語初級~中級は適切な教材を使ったシャドーイングで発音&リスニング 2. シャドーイング後は映画を使ってネイティブの表現に慣れる 3. ビギナー向けオンライン英会話(ビギナー向け) を使って話す練習 4. ビジネス・上級者向けオンライン英会話(ビジネス・上級者向け) を使って話す練習 |