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弱いニュアンスを表すmightとcouldの違い
英語を学習していくと、日本語訳では必ずしも把握できない意味の違いが気になるようになってくると思いますが、今回のお題である、現在形で使うmightとcouldというのも、なかなか使い分けの難しい助動詞ですよね。
どちらも弱い可能性でありながら、微妙に使い分け方が違いますので、どんな違いなのかを詳しく、ネイティブに聞いた内容をお伝えします。
可能性を表すcould
かもしれないという意味のcouldですが、
Could is the ability or potential : 能力や潜在的な可能性をベースにしている
とネイティブの同僚が説明してくれました。例文として出されたのは
Could you go with me?
というのは例えば
If you have time, can you go with me? : 時間があったら一緒に行かない?
という意味と同義というものです。時間というのはこの場合は例えであって、必ずしも時間だけではありません。元気があったらとかお金に余裕があればとか、そういうのをひっくるめて全て含んでいるわけです。他のもう少し一般的な説明は
Could means just the ability, if you have time or energy to be able to : couldというのは単に能力のことで、なにかをするのが可能な時間とか体力があるかないかを表す
Could is based on other factors like time money or health, or something out of control : couldはお金とか健康とか、もしくは自分でコントロールできないような要素に基づいている
ということです。一言で言うのは難しいですが、あくまで可能性です。
個人的な感覚のmight
一方のmightもかもしれないという意味なのですが、あくまで感情や感覚をもとにしたかもしれないを表現するのがmightです。
I might go : (能力とか関係なく何となくいきたいから)たぶんいくと思う
意味合いを説明してくれたのですが、
It also sounds more like it is personal choice : 個人的な選択っぽい意味
Might is just feeling and literally means “maybe if I want to” : mightは単なる感情か、文字通りたぶんもしそうしたかったら
という意味合いで、可能性とか能力とは関係なく、フィーリングっぽい印象です。
正しく聞こえるmightとcouldの使い分けの例
例えば食事に誘われた時に
Oh I might go
とか言うと、なんとなく雰囲気で言ってるだけで、ちょっとだけ馬鹿っぽく聞こえるようです。
一方で
I will go if I can!
I wish I could go!
というような言い方をすると、ちゃんと可能性とかを判断して答えていて、礼儀正しい人に聞こえるということです。
ニュアンスがわかるとより楽しめる映画で英語学習
個人的に推している英語で映画を見る学習方法ですが、こういうニュアンスが頭に入っているとさらに楽しく見れるようになります。ニュアンスがわかると楽しく見れて、楽しいと夢中で見れるのでリスニングが上達して、話がわかるとさらに楽しくなる…と、素晴らしいスパイラルに入り込めます。リスニングと、文法やニュアンスは、歯車のようになっていますが、両方同時進行でできる映画での英語学習は、やはり個人的には究極の英語学習な気がします。
管理人推奨!ビジネスレベルまで最短で到達する英語習得手順
1. 英語初級~中級は適切な教材を使ったシャドーイングで発音&リスニング 2. シャドーイング後は映画を使ってネイティブの表現に慣れる 3. ビギナー向けオンライン英会話(ビギナー向け) を使って話す練習 4. ビジネス・上級者向けオンライン英会話(ビジネス・上級者向け) を使って話す練習 |