映画でスピーキングの練習：複雑で長い英語の表現をスラスラ言えるために

スピーキングは一人では学習が難しい？

リスニング、リーディングは一人でもある程度家で学習できる内容なので、どんどん力をつけることができます。特に英語の映画を使ったリスニングのトレーニングをしていれば、実際の会話での聞き取りは相当楽になると思います。

複雑な内容をスラスラ話せるようになる方法

一方で、スピーキングのトレーニングですが、こればかりは独学では難しいです。もちろんシンプルな文章を、シャドーイングで定型表現を使って口で覚えていくのは相当有効な方法なのですが、少し複雑なこと、いわゆる定番ではないような表現をスラスラと話せるようになるには、実際にビジネスで長い説明をする機会などがないと難しいかもしれません。そのために英語の映画を使って、実際に映画の中で出てくるやや長いセリフや、複雑な表現をつかってシャドーイングする方法が効果的です。

長くて複雑で誤解しやすい説明を英語でする

外資系で仕事をし始めると、テクニカルで複雑な内容を英語で説明する必要があるような場面に遭遇することが多いです。仮に同じことを日本語で言うとしても言い回しを気をつけないと誤解を生みかねないような内容を、英語で説明するのは困難です。できるようになるには結構な練習が必要です。

英語の面接でも役に立つ

これは英語の面接で自分の今までの経験を上手に、しかも応募先の仕事でいかに活かせるかをきちんと誤解なく話せるためにも必要な能力になります。英語でのアピール力は、外資系だけではなく日系の企業でもかなり重要視させるようになってきているポイントでもあるので、もはや避けて通れないビジネススキルの1つになっています。

映画でシャドーイング

映画の中で話されている英語は、特に端的に、時に長くてやや複雑な表現になっていますが、全てに共通して言えるのはネイティブが話しているようなナチュラルな表現であるということです。これを利用しない手はありません。つまり、英語の映画を英語字幕付きでみて、その表現を自分で同じように言えるように何度も繰り返してみるのです。

HULUの10秒巻き戻し機能を有効に使おう

映画で英語を学習する方法で管理人はHULUを使っているのですが、HULUには10秒だけ巻き戻すボタンがあります。この機能、シャドーイングをする上ではかなり有効に使えます。HULUを使ったシャドーイングの手順としては

①登場人物の英語のセリフを何度も聞いて発音やリズムなどを耳で覚える
②①で耳で覚えたものを自分の口で再現してみる
③②で発音などで曖昧なところがあったら①に戻って耳で覚えなおす

地味なようですが、この繰り返しをひたすらやってみてください。もちろん出てきた表現や単語の意味で始めてみるものがあったら、1つすつ調べるのもお忘れなく！

HULUの詳しい使い方：HULUで英語を練習する