毎日英語を「聞いて」「話す」習慣を作る

英語で急に話しかけられて困るのはなぜ？

日本語で急に話しかけられて、とっさに返したいことが口から出てこないという人は少ないと思いますが、英語の場合はどうでしょうか。普段から話していないと、とっさになんて言っていいかわからなかったりすると思います。使っていない言語は出てこないのです。逆に言えば普段から話す訓練や習慣があればいいわけで、そういう機会を自分で作ってしまえばいいのです。

毎日5分だけでも英語に触れる習慣をつける

普段から使うようにしていれば、どれだけとっさに使う機会が訪れたとしても対応できます。ただし、毎日英語に触れる機会というのは外国人の同僚と働いたりしない限りないので、自分で作るしかありません。オンライン英会話を使って週に1度は実際に話す訓練をしつつ、毎日数分、自分で学習する機会を作るといいでしょう。

独り言のように話す習慣：話すのに慣れる

毎日シャドーイングができれば理想的ですが、そこまで時間がとれなかったりする場合には、いくつか短めのフレーズを覚えて朝家を出るときにつぶやくなど、1日の中の決まった時間に独り言を言う習慣をつけると、英語を話す練習になります。30日英語脳プログラムを教材にしてシャドーイングで学習を進めつつ、教材の中で出てきた表現を3つ程度覚えておいて、毎日声に出す練習をしてみるといいでしょう。

毎日5分ずつ英語で映画を見る習慣：聞くのに慣れる

スピーキングだけではなくリスニングも英語のキーです。英語で映画を見る方法は、気軽に楽しくできます。帰りの電車の中やお風呂上がりの数分を、英語で映画を見ることにあててみるだけで耳は徐々に慣れてきます。ここで出てきたセリフを覚えて実際に口に出す練習に加えてみるのもいい方法です。

週に1度はたくさん話す

日々の成果を発揮するという意味合いもありますが、自分の上達を感じられないと人間はなかなか努力を続けられませんし、上達を確認する機会を作ったほうがモチベーションは継続します。つまり実際に英語を話す機会を作ったほうがいいです。オンライン英会話を使えば簡単に英語で話す機会を作れます。

完璧を目指さず気負わない「英語で5分間」

独り言のように音読をするときも英語で映画を見るときも、どちらも完璧を目指すと挫折してしまうので、間違いを恐れず聞き取れないことを恐れず、気軽な気持ちでやることが大事です。それにオンライン英会話などで実際に話すときもそうですが、完璧を目指すと委縮して話せなくなります。文法が多少間違えていても意思の疎通はできます。最初のうちから完璧を目指さないで、徐々に上達すればいいのです。間違えてしまったことにさえ気づけるようにしておけば、後で自分のミスを修正することはできます。