英語や英会話を勉強するには何から始めればいいのか

英語の勉強を始めるには何から始めればいいのか

言語を習得するには、文法、発音、リスニング、ライティング、リーディング…など、いろいろなことを学ぶ必要がありますが、一体何から始めればいいのかについて、考えてみましょう。

言語上達のためには発音が必須

いきなり答えですが、発音をきっちり身につけることをおすすめします。

発音が身につくと、その後の勉強がとても楽で効率的になる

ためです。逆に身につけずに学習をすすめると、学習が遠回りになりかねません。ただし、発音は誰しも短期間で上達させることが可能なので、いちはやく終わらせるのが正解です。

最初に発音を身につけると得する理由は？

リスニングは正しい発音を理解していないと上達が遅い

正しい音を知らない人が、正しく音を聞き取ることは不可能です。リスニングができるようになるためには、発音を理解する必要があります。というか、

正しい発音を理解しているとリスニングの上達が早い

です。というのは、

自分で発音できる音の聞き取りができないことがなくなるため

です。実はリスニングが苦手な人は発音を見直すと楽になることが多いです。逆に言うと、発音が苦手な人は、英語を使う環境で長いこと生活しない限り、リスニングが上達しないようです。

間違えた発音でリーディングをするのは超危険

仮に間違えた発音で英語を話すのに慣れてしまうと、声に出しているか黙読かによらず、その間違いの発音が頭の中に刷り込まれて、

のちのち矯正するのに苦労

します。日本語で例えるならば、似たような形の漢字の読み方をずっと勘違いして生きてきた場合に似ています。

刷り込まれると無意識で間違えた発音を続けることになりえます。

発音が正しくないと、話し相手も理解ができなかったり、こちらの話した内容を勘違いしたり、本当にいいことがないどころか、損する可能性さえあります。

ビジネスでは発音を知らないと話の効率が悪い

一刻一秒を争うような急ぎの仕事で発音が間違っていると、話し相手がこちらの話を理解するのにイチイチ文脈での判断が必要になるので、時間がかかることがあります。

聞き返されることも多くなり、1分で終わるはずの会話が2分かかったりすることもザラです。

結果、仕事が滞ったり、あらぬ誤解を生んでトラブルになりかねません。

発音を効率よく短期間で上達させる教材選びのポイント

科学的に理にかなった方法を教えている教材を選ぶこと

「何度も耳で聞いて慣れましょう」という教材もありますが、あまりおすすめできません。少なくとも管理人には向きませんでした。しかし、考えてみれば当然な気がします。耳で聞いたのを同じように発音できているならば、既に発音ができているはずだからです。結果的に効果は薄いです。

次によく見かけるのは、発音記号などを駆使したりして、どうやって舌を動かせば正しい発音ができるかを検証した上で、誰にでもできる方法で解説している教材です。一見理にかなっているようですが、勉強している感が強くて飽きます。

管理人がすすめる外資に入ってからでも役立つ教材

シャドーイングという勉強法が個人的には「勉強している」という感もなく楽しく英語を上達することができる方法だと感じています。遊んでいる感覚でスピーキングもリスニングも伸びますし、シャドーイングを初めてから同僚に「発音の癖が少なくなった」と言われるようになりました。

シャドーイングでははやければ30日で効果がでます。これを早いと思うか遅いと思うかは個人差があると思いますが、言語学習で30日で何かしらの効果が出るのは早いと思っていいでしょう。特に、発音のコツは一度身につけてしまえば、失うことはないので、学習の初期に身につけてしまった方がいいでしょう。