電話や電話会議での英語リスニングの訓練方法

聞き取りづらい電話、電話会議の英語

こちらの記事では、電話の英語や電話会議の英語がどうして聞き取りづらいのかについて考えてみました。

実際、日本人どうしが日本語で話していても電話で声を聞き取れない時があるので、英語でもそれと同じように考えていいわけです。

電話の英語を聞き取るための勉強法と訓練

擬似的に「全部聞こえない英語」のトレーニングをする

結局はある程度は慣れが必要なのですが、どうにかして早くなれないといけなかった管理人の対策を紹介します。管理人の経験上、

電話での聞き取りづらい英語を擬似的に作り出す訓練

をすると、電話の英語も比較的聞き取れるようになるようになります。

具体的なトレーニング方法

英語の音声を音楽プレイヤーに入れてイヤホン無しで聞く

スマホなどを通して英語教材のCD音声を聞くのですが、その際に

イヤホンなどなしで音声を直接スマホなどから流します。

どうなるかというと、低音がほとんど聞こえない音になりがちです。

正直、これはかなり聞き取りづらい英語です。ただ、ネイティブはこういうものも聞き取ります。そして、こういうものが8割程度まで理解できるようになると電話の英語はかなり楽になります。

スマホじゃなくてPCのスピーカーから直接聞くのでも大丈夫です。効果としては同じようなものが得られます。

このトレーニングを楽しくやる、持続するコツ

教材のCDなどを使えばトレーニングはできますが、

正直、途中で何がなんだかわからなくなって辛くなる

と思います。ある程度聞き取れるようになってからであれば、話は別ですが。なので、

教材としては映像のあるものを使ったほうが継続できる

のでよくいです。映像さえあれば少なくとも何が何だかわからなくなるのは防げます。そして、その方法として英語の映画をイヤホンなど無しで見るといいです。

映画の場合、映像もあるので、最悪音声が聞き取れなくなっても続けることはできますし、意気込んで「勉強するぞ」という意識を持たずに楽しみつつできます。

英語の学習に映画を使う場合に便利なアプリケーションはHULU

このトレーニングで養いたい、養える能力は？

１字１句全部聞き取れない場合でも、全体の意味を推測するリスニング力を養う訓練です。英語ネイティブではない日本人の場合、どうしても１字１句完全に聞き取りたくなります。それをあえてやめて、逆に

ポイントポイントのフレーズや単語だけで全体の意味を構築する訓練

です。考えてみれば日本語では自然にやっていることです。

「聞き取れない」を克服するには楽しめる勉強方法

そもそも「聞き取れない」状態ってしんどいし辛いと思います。その訓練のためにあえて「聞き取れない」状態を作ることを提案しています。

しかしながら、この方法をやる際に、面白みの少ない内容をあえて聴き続けていたら、途中でギブアップしてしまうでしょう。なので、英語の映画を使うのが効果的なのです。

英語の学習に映画を使うならHULUが便利