Coverって実はかなり便利な動詞
普通、coverっていうと「何かを覆う」とか、そんな意味をイメージすると思います。しかし、ネイティブの同僚がつかうcoverは本当に意味が幅広いんです。今日は、その中から管理人が感じた、とても便利な表現を紹介します。ネイティブと話していると、中学校で習うような簡単な単語の中にも新しい発見があります。
明日から使えるcoverいろいろ
色々な、そして超便利でこなれた表現を紹介しますので身に付けちゃってください!
cover使って「立て替えてくれない?」
おいしいランチを食べ終わり、さーて仕事に戻ろうとした時、同僚が財布を忘れてました。その時にでてきた一言。
Could you cover my bill? I’ll pay you later.
この場合のcoverは他の動詞で置き換えるとpay forです。この文脈では建て替えるです。発音が難しい単語じゃないので一瞬耳を疑いましたけど、この直前に、
Oh, I left my wallet!!
と言っていたのですぐに理解はできました。ちなみに
「後で払うから」を言わないと「おごってよ」の丁寧な意味で使う人もいるので注意してね
との説明もありましたので、使うときはセットでお願いします。それにしても、borrowとか使って「お金貸して」というよりも「ちょっと立て替えて」というニュアンスになるので、直接的じゃなくていい気がします。
coverを使って「この仕事代わってくれない?」
即座に終わらせないとヤバイ仕事があったものの、同僚は会議に向かう直前でした。そんな時に、管理人に向かって一言。
Could you cover for me?
この時のcoverは、do itそしてhelpと同じような意味です。日本人の持つ「おおう」というニュアンスから派生させるとしたら「責任をおおう」みたいなニュアンスでしょうか。もしくは
代わりに自分の責任を覆う
といった意味になります。
費用を全部出す
出張費用の話をしていた時のことです。
Our company will cover.
出してくれる、という意味なんですけど、要するに
費用を全部おおってくれる
なんですよね。
結局coverのそもそものニュアンスは?
物理的なものも抽象的なものも代わりに覆い尽くす
です。上にでてきた例は、結局その意味から発生した具体例です。それから、軍隊物の映画なんかでも「援護射撃を頼む」みたいな意味の時に使っていることがありますが、これも理解できますよね。せっかくなので、日常表現の中でCoverが活かせそうな表現を考えてみてください!
参考:細かい意味の違いを学べるテキスト
ニュアンスを学ぶのに最適な教材がありますので、こちらの記事で紹介しています。
管理人推奨!ビジネスレベルまで最短で到達する英語習得手順
1. 英語初級~中級は適切な教材を使ったシャドーイングで発音&リスニング 2. シャドーイング後は映画を使ってネイティブの表現に慣れる 3. ビギナー向けオンライン英会話(ビギナー向け) を使って話す練習 4. ビジネス・上級者向けオンライン英会話(ビジネス・上級者向け) を使って話す練習 |