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アメリカやイギリス以外の国の人々の英語の発音って？
ネットでよく見かけるトピックですが、特にオンライン英会話の講師はフィリピン人が多いです。「フィリピン人の先生の発音ってどうなんですか？」という疑問を持つ人も多いようです。結論は
英米人だからといって必ずしも発音が正しいわけではない
例えばフィリピン人やインド人でも発音がきれいな人はいっぱいいる
です。これは
日本人でもカタカナ英語の人もいればキレイな発音の人もいる
ことを想像してみれば理解できると思います。
アメリカ人やイギリス人でも発音が聞き取りづらい人がいる理由3つ
これを聞いて驚く人も多いかもしれません。しかし、まずはこちらから考えてみましょう。
①出身地方で発音が違う、話し方の癖が強いなど
理由を考える場合、日本人が日本語を話すときに必ずしも模範的な発音や発声などをしていますか？ということを例として出します。
滑舌が悪い人もいれば、方言のようになまっている人もいます。もちろん、これは英語のネイティブであっても同じことです。そうでなければ、英語が母国語の国で
みんなが正しい発音で聞き取りやすい英語ならば誰でもニュースキャスターになれる
という事態が起こりえます。私は外資で多くの英米人と接していますが、誰しもが聞き取りやすい、きれいな英語を話してはいません。
②親の影響や幼少期に住んでいた国の影響
こちらの理由は、日本にいるとなかなか想像しづらい部分でもありますけど、
英語が完全なる国際語として世界中で話されているため
です。そしてアメリカにしろイギリスにしろ、移民の文化なので、いろいろなアクセントの人と触れ合う機会があります。その結果、
イギリス人の子供であっても、片方の親が移民だったりすると多少アクセントが強い英語になったりします。
ビジネスで英語を使っていると、そういう英米人とも話す機会もかなりあります。
英米人に限らず、こういう癖の強いアクセントを聞き分ける力がビジネスでは必要になります。
③声質や話し方による聞き取りにくさの影響
発音とは少し違いますけど、
声の高さ低さや声の性質、そして話し方、ボソボソ話すとか、尻すぼみな話し方なので文末がよく聞こえない
など、そういうものによって聴きやすさはかな変わりますし、こういう部分は人によって違いがあります。ビジネスの英語では謙虚ですが
ビジネスで英語を使う場合、こういう話し方の人とも正確に話す必要があります。
英米人以外の発音って実際にどうなのか？
日本人も含めて、英米人以外だと発音が母国語にひっぱられてしまう言語はたくさんあります。ただ強調したいのは結局は人による、ということです。
フィリピン人の英語は？
気にしている人が多い話題のようなので。もちろんなまっている人もいますけど、私の実感としては、
一般的なイメージより、かなりキレイな英語を話す人が多い
です。なまっている人の特徴として個人的に感じるのは
強いて言えばフィリピン人はRなど舌を巻く系統の発音が若干強調されている気がします。
ただ、繰り返しますけど、本当にキレイなアクセントの人が多いのが事実です。
その他の英米以外の国は？
繰り返しですが、最終的には「人による」としか言えません。英米人同様、発音がきれいな人もいればそうじゃない人もいます。繰り返しになりますが、
日本人でも発音がきれいな人も、そうじゃない人もいますよね。同じことです。
ただ、母国語のアクセントに引っ張られる人が多いのも事実です。ヨーロッパ系の言語だとHを発音しないものもありますが、そういう言語を母国語にしている人たちは稀にHを発音しないことがあります。
どんなアクセントも聞き取れることがリスニングの最終レベル
英米人ではなくても発音がきれいな人もいれば、英米人でも発音がそこまできれいじゃない人もいる、というのは事実です。なので、
「～人だから発音が悪い」「…人だから発音がいいはず」は必ずしも成り立ちません。
もちろん先入観として頭の片隅にあるのは仕方ないと思います。ただ、目標として欲しいのは、
話すときには、少しでもキレイな発音を目指すこと
聞くときには、どんな発音でも聞き取れるようになること
ですね。
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